フリーランスとして働くエンジニアに興味があるけれど、「実際どんな1日を過ごしているの?」「時間管理ってどうしてるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
私は現在、ネットワークエンジニアとしてフリーランスで活動しており、主に在宅で仕事をしています。
家では、妻と幼稚園に通う息子と3人暮らし。仕事の傍らで子育てや家事にも取り組み、さらに副業としてブログ運営にも力を入れています。
本記事では、そんな私の「リアルな1日」をタイムスケジュール付きでご紹介します。
仕事・育児・副業を両立させるための時間の使い方や工夫もあわせてお伝えしますので、フリーランスとしての働き方を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
フリーランスネットワークエンジニアとしての働き方と環境
私は現在、フリーランスのネットワークエンジニアとして活動しており、準委任契約の形でお客様と業務委託契約を結んでいます。
契約時間は月140〜180時間の範囲で設定されており、基本的には平日の8:45〜17:15を定時として稼働しています。
在宅中心の働き方
案件の多くはリモートワークで対応可能な内容であり、自宅のワークスペースで日々の業務をこなしています。ネットワーク設計や構成資料の作成、オンラインミーティングでの打ち合わせなど、在宅でも十分に対応できる業務が中心です。
家族構成と生活リズム
私生活では、30代で既婚・幼稚園に通う息子がいる3人家族。
家事や育児にも日々関わっており、1日の中で「家族との時間」も大切にしています。加えて、ブログ運営などを副業としており、早朝の時間帯を活用して記事執筆などを行っています。
リアルな1日のスケジュール【平日編】
ここでは、フリーランスネットワークエンジニアとして在宅で働く私の1日のスケジュールを、実際の時間帯ごとにご紹介します。
🕔 5:00~7:00 起床、副業(ブログ運営など)
まだ家族が眠っている静かな時間に起きて、自分の副業時間を確保します。
眠気に負けそうになる日もありますが、朝は集中力が高く、頭が冴えているのでブログ運営や情報発信の作業には最適な時間です。
🕖 7:00〜8:45 朝の家事・朝食
家族が起きる時間に合わせて、朝の準備や、洗濯を済ませたりします。
息子の幼稚園の支度もこの時間帯に行い、家族と一緒に朝の時間を過ごします。
🕘 8:45〜12:00 午前の仕事(集中作業)
仕事の開始時間です。午前中は特に集中力が高いため、ネットワーク設計資料の作成や構成検討など、頭を使う作業を優先的に進めています。
ネットワークエンジニアは在宅勤務がしづらい言う印象があるかもしれませんが、案件を選べば問題なく在宅勤務可能です。私自身もほぼ、フルリモートで稼働しており、主には設計支援やプロジェクト管理/導入作業支援などで生計を立てています。
🕛 12:00〜13:00 昼休憩(資格勉強も)
昼食後はリラックスしながら過ごすことが多いですが、余裕があれば資格勉強に取り組むこともあります。(勿論、だらだらアニメ見て過ごしている日もあります。)
午後の仕事量に合わせて、頭をリフレッシュさせる日や、資格勉強などでスキルアップに努める日など、柔軟に時間を使い分けしています。
🕐 13:00〜17:15 午後の仕事(打ち合わせ&タスク対応)
午後は打ち合わせの時間が多め。進捗確認や構成レビュー、定例会など、コミュニケーション中心の時間帯です。
夕方からは残りタスクの処理や、翌日に向けた準備にあてています。
🕔 17:15〜20:00 夕方の家事・家族時間
業務が終了したら、すぐに家庭モードへ切り替え。幼稚園から帰ってきた息子と外で遊んだり、お風呂や洗い物やゴミ出しなどの家事をこなします。
昨今は出社回帰の流れも増えてきてはいますが、フリーランスは契約により勤務体系を調整できるので、正社員よりは在宅勤務を選択しやすいように感じます。
🕗 20:00〜21:00 自由時間(資格勉強も)
家事が一通り終われば自由時間。だらだらとスマフォを見て過ごす日もありますが、気合で資格勉強を進める日もあります。
🌙 21:00〜 就寝
1日を通して頭も体も使うので、21時には就寝。翌朝また5時に起きるため、睡眠時間の確保も重要です。
朝早くから活動していますが、睡眠時間は7~8時間確保できるよう、早めに就寝する様に心がけています。
この働き方のメリットと工夫
在宅フリーランスのネットワークエンジニアとして働く中で、日々感じているメリットや、生活と仕事を両立するための工夫についてご紹介します。
✅ 朝の時間を有効活用しやすい(在宅勤務ならでは)
在宅勤務は、通勤がない分、朝の時間をそのまま自分の時間に使えるのが大きなメリットです。私はこの時間を活かしてブログ執筆や情報発信などの副業に取り組んでいます。
✅ 家事・育児と仕事の両立がしやすい
在宅勤務では通勤時間がない分、家事や育児にも時間が割きやすく、仕事との両立がしやすいです。
リモートワーク中心の案件に参画している環境が、この生活スタイルを可能にしています。
✅ 自分に合った時間配分で仕事を進められる
午前中は集中力が高いため資料作成、午後は打ち合わせ対応といったように、自分のリズムに合わせたスケジューリングが可能です。
これは業務内容にある程度の裁量がある準委任契約だからこそできる工夫のひとつです。
✅ 「働きながら学ぶ」時間を確保しやすい
お昼休みや夜の自由時間に資格の勉強を進めるなど、スキルアップのための時間も調整しやすいです。
将来の案件単価アップにもつながるため、日々の積み重ねを大切にしています。
✅ 仕事と生活のバランスを自分で設計できる
フリーランスという立場は責任も伴いますが、その分自分の裁量でライフスタイルを設計できるのが魅力です。
私の場合は、「仕事・家族・副業・自己研鑽」のバランスが取れるよう、日々試行錯誤を続けています。
この働き方の課題と気をつけていること
フリーランス×在宅ワークには多くのメリットがある一方で、「自由さ」の裏にある課題や注意点も存在します。ここでは、実際に私が感じている悩みや、日々意識していることを紹介します。
⚠️ 自己管理がすべて
勤務時間や業務量を自分でコントロールしやすい分、時間の使い方次第で生産性が大きく変わります。
気を抜くと生活がルーズになりがちなので、あえて就業時間を固定し、毎朝同じリズムで仕事を開始するようにしています。
⚠️ 家との境界線が曖昧になりやすい
在宅で仕事をしていると、仕事とプライベートの切り替えが難しいと感じることがあります。
私は仕事専用の部屋をしっかりと設け、就業後はPCの電源を切る・スマホで業務通知を見ないなど、物理的・心理的に区切る工夫をしています。
⚠️ 稼働時間の下限に注意(準委任契約)
私の契約形態では、月140時間以上の稼働が報酬の基準となっています。
そのため、休みすぎると収入に影響するリスクも。予定がある月は、あらかじめ稼働の見通しを立てて調整するようにしています。
フリーランスのお休み事情は以下の記事で詳しく紹介しているので、興味があれば是非ご覧頂けると幸いです。

このように、「自由で快適そう」と思われがちな在宅フリーランスにも、気をつけなければいけない点は多々あります。
そのうえで、自分に合ったリズムとルールを確立することが、長く続けるためのコツだと感じています。
これからフリーランスを目指す方へメッセージ
フリーランスのネットワークエンジニアとして在宅で働く今の生活は、自分の理想に近い働き方だと感じています。
仕事に集中しながらも、家族との時間や自己成長のための時間をしっかり確保できる――そんな日常を実現できるのは、働き方に裁量があるフリーランスだからこそです。
もちろん、自由には責任が伴います。
スケジュール管理やスキル維持、信頼関係の構築、契約内容の理解など、会社員の頃とはまた違った難しさもあります。
それでも、自分らしく働きたい、生活も仕事も妥協したくないという方には、フリーランスという選択肢は大きな可能性を秘めていると思います。
今後フリーランスを目指す方には、次のような準備をおすすめします。
- ✅ まずは十分なスキルと実績の蓄積(案件に安定して参画できる力をつける)
- ✅ 信頼できるエージェントとの関係構築(案件獲得と継続性の担保)
- ✅ 生活リズムの整備と時間管理術の確立(自由=自己管理が肝)
- ✅ 自分の価値観に合ったライフスタイルの設計(何を優先するか明確に)
私自身もまだ模索中の部分はありますが、フリーランスという選択肢が「キャリアのゴール」ではなく、「柔軟に働くためのスタート地点」であると考えています。
ぜひあなたも、自分に合った働き方を見つけてみてください。

まとめ:フリーランスネットワークエンジニアの1日を通して見える働き方のリアル
本記事では、フリーランスネットワークエンジニアとして在宅勤務をしながら、子育てや副業とも両立している私の1日のスケジュールをご紹介しました。
<ポイント>
- 在宅中心の業務で、朝の時間を副業に充てたり、家庭との時間も大切にできる
- 自分に合った時間配分で仕事を進めることで、集中力を活かした働き方が可能
- 自由と引き換えに、自己管理やオンオフの切り替えには工夫が必要
- フリーランスを目指すなら、スキル・実績・信頼関係・ライフスタイルの明確化が鍵
フリーランスという働き方は、万能ではありませんが、自分の生き方や価値観を尊重しながら働くための「選択肢」として、大きな魅力を持っています。
「自由に働きたい」「家族との時間を大切にしたい」「副業も育てたい」そんな方にとって、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
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